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はじめまして。えだと申します。
ひょんなことから、自分のページを持ってそこで自分の想いを書くチャンスをいただいたので、
お言葉に甘えてつらつらと書いてみたいと思います。
一応文系なのですが、稚拙な文章であることをあらかじめお詫び申し上げます。

えだむつみ


熱気球

初めて熱気球に出会ったのは、大学1年生のとき。
何にそんなに惹かれたのか、と問われると何とも答えづらいのだが…
熱気球を飛ばす想像以上の大変さ、自然と調和するということ、ふわふわとした浮遊感、
気球を愛する人たちの人柄の良さ、恐らくそのすべてに魅せられたのだと思う。
最初は気球に乗ったり、追いかけているだけでも楽しかったが、いつからかそれだけでは満足できない自分がいた。
「自分で気球を操縦したい」「風を掴めるようになりたい」…。そうして私は、パイロットの免許を取得することを決めた。
パイロットになって、さて次は…。大会への出場である。
チームのメンバーと小規模な大会に参加し、大きな大会には社会人に着いていく…それで満足していたはずだったのだが…
偶然知人から、「海外の大会へ行ってみないか」との声がかかった。
私は「なんだか楽しそうだし、またとない機会だし」そんな軽い気持ちで、二つ返事で快諾した。
そうして私の始めての海外旅行は、東欧リトアニアとなった。
行ってみたらそれはもう楽しくて、楽しくて、楽しくて…。より一層気球の魅力の虜になってしまったのである。
これが大学3年の時の出来事なので、あれから早3年が経つ。
この間に、アメリカ、オーストラリア、ブラジル、フランス、ポーランドと様々な国に行ってきた。
各国それぞれの魅力があり、出会いがあり、それが私をより気球活動にのめりこませた。
また、熱気球には人を笑顔にさせたり、元気にさせる力があると思う。
それ故に、日本各地において復興支援や被災地を元気付けるイベントとして熱気球が使われることがある。
私も東日本大震災の復興支援のイベントで、何度と無く東北に足を運んでいる。
熱気球を見た人からあがる歓声、乗った人の弾むように嬉しそうな声を聞くと、本当に熱気球をやっていて良かったと思う。
万人に愛されるコトやモノというものは、ほとんど無いだろう。熱気球も然りである。でも、それで良いと思う。
好む人と嫌う人、お互いがお互いを理解し、折り合いをつけて、配慮すれば、問題ない。
私が熱気球という素晴らしい趣味を持っているということは、誰にでも胸を張って誇れる。
私の人生において、ここまで私を魅了したものはない。
気球を通して学んだ「自由」と「何事も楽しむ」ということと「人の温かさ」というものは、今の私が今を生きている源とも言える。
楽しいことを「楽しい」と、好きなものは「好きだ」と言えることをずっと難しく感じていたが、それはとても大切なことだ。
だから私は、自分の生きたいように自分の人生を生きる。
同じ風が2度と吹かないように、今という時間も私の人生も1度切りなのだ。
だからそれで良いと、信じている。
まとまりが無いけど、これが私と気球のお話…。



平和と自由

いつからか、「戦争」というものに興味を持っていた。
なぜ戦争が起こるのか、どうしたら戦争を無くすことができるのか、戦地にある人たちは何を感じて何を想うのだろうか…。
漠然と考えていたそんなことをもっと学問的に学ぶため、大学では気球を片手間に「国際政治学」を学んだ。
(この2つのバランスが取れていたかどうかは、疑問が残るが…。)
その中で、「教育の大切さ」というものに気づいた。
もし、世界中のすべての人が「平和」や「戦争が起こる仕組み」、「戦争の残虐性」や「戦争の回避の仕方」、
「働く上で役立つ学問」などを学んだら、戦争や貧困を減らすことができるのではないだろうか。
世界中で圧倒的に教育が行き届いていないのは、アフリカや東南アジアである。
これも、過去の戦争や紛争によってもたらされた被害ではないだろうか…。先進国に搾取され、未だに取り残されている途上国…。
その途上国で、どうしたら平和な社会へと繋がる教育ができるだろうか…。
どのような教育が現地で受け入れられ、そして身に着けてもらうことができるのだろうか…。
争うことをやめれば、多くの人に幸せな人生が訪れるだろうに…
でもそれは、簡単なことではない。
だけど、可能性があるのであれば、追い求めたい。
そんなことを考えながら、研究室に通う今日この頃です。




写真・熱気球関連



   @バトルクリーク(アメリカ)2012年


   @佐賀(日本)2012年


   @ヴィシー(フランス)2014年


   @リオクラーロ(ブラジル)2014年


文責 北爪

高校時代からの友人である。
現在、国際平和を学びながら、世界中をがちで飛び回っている。
気球が、平和や癒しの原動力になっているのだと語ってくれた。
昔、風の谷のナウシカが好きだと語った。
私は原作クシャナとケチャを深く愛していたが、彼女はナウシカを敬愛していた。
「風をよむんだよ、北爪!」

わたらせ遊水地を気球で操縦してくれた。
あの雄大な地平線、今でも鮮明に覚えている。
相当なハンサム&謎めいたレディで、女子高時代彼女に恋い焦がれていた女の子、たくさんいたことを記憶している。
もっともっと、羽ばたいてほしいと切に願う。
彼女は普段、寡黙だが、平和への激情は私と五分五分だ。
彼女は今、ナウシカそのものである



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